麻しん(はしか)患者の発生について
茨城県内においても、麻しん(はしか)の患者発生が複数報告されています。
詳細は県ホームページをご覧ください。
麻しん(はしか)とは
- 原因
麻しんウイルス - 潜伏期間
10~12日間 - 症状
感染すると、約10日後に38度程度の発熱や咳・鼻水といった風邪のような症状が2~4日続き、その後39度以上の高熱と共に発疹が出現します。 - 治療
特別な治療法はなく、対症療法となります。
麻しん患者と接触した後、72時間以内に麻しんを含むワクチンを接種することで、発症を予防できる可能性があります。 - 感染経路
空気感染・飛沫感染・接触感染で、感染力は非常に強いと言われています。 - 感染症法
5類感染症、全数把握疾患(診断を行った医師は保健所に届け出ることになっています。) - 予防方法
ワクチン接種
麻しん(はしか)を予防するために
麻しんは有効な治療方法がなく、予防する唯一の手段はワクチン接種です。
麻しんの定期予防接種(第1期:1歳児、第2期:小学校就学前の1年間)をまだ受けていないお子さんは、かかりつけ医に相談し早めに予防接種を受けましょう。
また麻しんを発症すると多数の方に感染を引き起こしてしまう可能性が高いため、医療関係者、児童福祉施設や学校等の関係者で、麻しんに未罹患かつ麻しんの予防接種を2回接種していない方は、予防接種を受けましょう。
麻しん(はしか)が疑われる場合は
事前に保健所に連絡の上、保健所の指示に従って医療機関を受診してください。
受診の際は、周囲の方へ感染させないよう公共交通機関等の利用を避けてください。
麻しん(はしか)は世界で流行している感染症です
平成27年3月27日、世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本が麻しんの排除状態にあることが認定され、排除後は、海外からの輸入例と、輸入例からの感染事例のみを認める状況となっています。
海外渡航される方は次のとおりご注意ください。
出国前の注意事項(PDF:525KB)
麻しんの予防接種歴を確認し、受けていない場合は接種を検討してください。 帰国後の注意事項(PDF:525KB)
帰国後2週間程度は健康状態(発熱や発疹)に注意しましょう。
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