日枝神社=ひえじんじゃ(馴馬町)
馴馬町の常光院と来迎院の間で、道路を挟んだ反対側の十数メートル奥まったところに日枝神社はあります。
幹線道路から奥へほんの十数メートルなのに、大樹に囲まれたこの静寂さは、別世界のようです。
木漏れ日のなか、一人二人とお参りする地元の参拝者……。
参拝者と社殿の赤、大樹の緑と陰が、いかにも神社らしい威厳と風景を醸し出していて、趣があります。
社殿によると「延喜3年(903年)、近江国志賀郡坂本村山王大権現の分霊を勧請し、馴馬地区の鎮守として祀った」とされています。
明治2年、山王権現の尊称を日枝神社と改称しました。
祭神は大山昨神で、ムラの鎮守として地元の厚い信仰を得ています。
春祭りは4月13日以降の申の日、夏祭りは8月1日~3日に行われます。
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